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資産運用と投資取引に対する心構え

 自らの資産を運用するという考え方については、その個人ごとにより様々な違いがあると思いますが、日本人とアメリカやヨーロッパなどに住む欧米人とではその根本的な傾向について大きな違いがあります。

日本ではやはり投資というものについては、かなり保守的な部分があり、特にこれを利用して資産を運用していくという事は、どちらかと言えば望ましい行為ではなく、資産は運用して増やすものではなく、銀行などに預け入れてそのまま保持しておくものという考えが根強いと思います。

これに対し、アメリカなどでは資産運用に対して実に積極的であり、資産は保持して置いておくものではなく、きちんと管理をして運用し未来につなげていくものであるという考え方が浸透しており、こうしたことが生活に密着しているともいえるでしょう。

こうしたことの原因には、風土や国民性など様々なものがありますが、そうした要素の中に、日本の投資に顧客の立場に寄り添った金融商品が少ない、という事も挙げられるでしょう。
投資信託に代表されるような、リスクも少なく比較的利益も望みやすい金融商品であっても、証券会社や銀行にとっての利益になる様に、なるべく短期で利益獲得が行え、すぐに次の投資信託に切り替えられるように設定されているものが多いのです。

こうすることにより、銀行側は様々な手数料を手にすることが容易になるために、次々に新しい金融商品を登場させてはそれを消費させていくという商法を展開し、ゆっくりと資産を長い目で運用していきたい投資家は、なかなか良質の金融商品と巡り合う期間がありません。

欧米での投資取引では、こうした新規の商品よりも古くからあり実績もしっかりとした、いわゆる定番の金融商品が、今でも高いランクを保持していたりするのですが、日本ではそうしたものはほとんど見ることができません。

このような背景により、顧客側から見ればほとんど違いの無い、言わば質の悪い金融商品ばかりが出回っているために、日本人の投資に対する期待や信頼が生まれにくく、それであるのであれば、面倒がかからない銀行の預金で充分である、という考えにつながるのです。

この状況を逆手に取り、良質な金融商品をじっくりと選択をする、もしくは外貨建てを行って、海外の金融商品を資産運用に利用するという事を行えば、競合する投資家も少ない状況であるために、かなり有効的に投資取引を進めることができることになります。

また、資産運用や投資取引を考えていく上では、経済社会の成り立ちやその構造などに対しても関心を持つようになり、ひいては生きていく上での様々な事柄に対して、興味を持って生活をしていけるようになります。

投資取引は失敗する、資産運用は真面目ではない、といったような考え方をまず一度捨てさり、どうすれば失敗せずに投資取引が行えるのか、資産運用を真面目に取り組むと果たしてどうなるのか、という事を考察してみてはいかかでしょうか。